こんにちは!
今回は「コード・ブルー」というドラマを観たので感想を書かせて頂きました。
ドラマ版『コード・ブルー』は、season1〜season3まで放送され、平均視聴率 約15%を記録した人気作品。
- 2008年season1:平均視聴率15.7%
- 2010年season2:平均視聴率16.6%
- 2017年season3:平均視聴率14.6%
事故で重症を負った患者と真摯に向き合い、人が成長していく過程を描いてたとても素敵な作品です。
仕事や恋愛で悩み、壁にぶちあたっている人はきっと勇気づけられる作品だと思います。
とても思い入れのある作品でもあるので、視聴した感想をシェアします!
ドラマ『コード・ブルー』感想レビュー!医師たちの成長する姿に感動!
『コード・ブルー』作品概要
『コード・ブルー』は、救命医療チームが事件や事故で重症を負った患者のもとへ”ドクターヘリ”で駆けつけ、患者を救うために奮闘し活躍する姿が描かれています。
重症を負った患者と真っ直ぐ向き合い、迷いや悩み、葛藤を経て、人が成長していく姿を描いています。
『コード・ブルー』みどころ
私のお気に入りポイントは、救命医療というテーマを、まだ世間ではあまり知られていなかったドクターヘリを通して描いていた点です。
コード・ブルーが放送されるまで、救命のドラマと言えば「救命病棟24時」が有名でした。
救命病棟でも救命救急の緊張感や、命と向き合う重さが描かれていました。
ですがコード・ブルーではそれに加え、医師が災害現場や事故現場に赴き、自らの命を危険に晒しながら患者の治療にあたる姿も描かれており、より救命の臨場感がありました。
シリーズを通して、作中に登場する山下智久さんをはじめとする新米ドクター達の成長を見ることができ、最後の映画版では彼らが今度は後輩ドクター達の成長を見守る、という流れにもグッとくるものがあり、最初からずっと作品を見ていたファンなら、彼らの成長に一度は涙したことがあると思います。
また、コード・ブルーでは命と向き合うことがどれだけ重くて辛いことなのかが丁寧に表現されています。
特に戸田恵梨香さん演じる桧山先生が医療ミスを糾弾される回。
患者を思って取った行動を責められているシーンを見ると、やるせない気持ちになりました。
ですが遺族の気持ちを考えると、やり場のない悲しみをぶつける相手が桧山先生しかいなかったのかな…。
そこから立ち直っていく桧山先生の姿を見て、感動したのと同時に「私も頑張らないと」と勇気づけられたのを覚えています。
ドラマで描かれる医療現場は、どうしてもカッコ良く手術をこなす姿や、患者と信頼関係を築き慕われている様子などの、キレイな部分が描かれがちです。
ですが、コード・ブルーは凄惨な事故現場や、災害で負傷する多くの人たちの中に飛び込む医師たちの姿を通して、キレイなだけではない医療の本当の姿を描いていると思います。
『コード・ブルー』感想
幸せは身近にある
私がコード・ブルーを見て感じたことは、今を当たり前のように生きられることがどれだけ幸せであるか、ということです。
ドラマの中では、なんでもない日常の中で突然災害に見舞われたり事故現場に遭遇して、あると思っていた明日を奪われる人たちがたくさん登場します。
病気にかかり、今ある当たり前が当たり前ではなくなってしまう人たちもたくさん登場します。私たちが生きる実際の世界でも、突然明日が奪われたり、当たり前が当たり前でなくなってしまう人たちは大勢います。
そういった人たちは「まさか自分がそんな目に遭うなんて」ときっと思っていたはずです。
コード・ブルーを通して、そんな「まさか」が他人ごとではなく、自分にも起こりうることなのだと改めて痛感しました。
後悔はしたくない
もしも「まさか」が自分に降りかかった時、私は一体どんなことを思うのだろう。
ドラマを見ながらそんなことを考えましたが、やっぱり答えは出ません。
ですが1つ言えることは「後悔だけはしたくない」ということでした。
自分に何が起こるか分からないからこそ、もしもの時に後悔するようなことだけはしたくありません。
だからこそ、今を一生懸命生きなければならないのだと感じました。
コード・ブルーは人の命の重み、そして自分の命の重みを教えてくれるドラマだと思います。
私はこのドラマを観たことで毎日を精一杯、後悔のないように生きようと思うようになりました。
自分のやりたいことはやる、やりたくないことはなるべくやらずに済むように、毎日を楽しく充実させようと思います。
具体的な行動としては転職をしました。
前職では毎日自分を消耗しながら働いており、やりがいもあまり感じられないまま、毎日ただなんとなく働いていました。
ストレスがたまり、一時期は睡眠導入剤を処方してもらっていたほどです。
お給料は良いし、人間関係も悪くないし、今から転職活動も大変だし…と、気力なく働いていたので休みの日はただひたすら家で寝て、まったく充実しない日々でした。
ですが、ドラマを見て「このままで良いのだろうか」「もし自分に何かあった時、私は後悔せずに済むのだろうか」
と思うようになり、自分が本当にやりたいこと、後悔しない生き方は何だろうと考えるようになりました。
ドラマに登場する医師たちに元気づけられ、結果、前職を退職していまは自分が興味のある好きな仕事に就くことができました。
自分の人生について考えることがなければ転職するという選択肢は生まれなかったです。
なので、そのきっかけを与えてくれたコード・ブルーには本当に感謝しています。
医師たちが成長する姿が素敵
このドラマで特に魅力的な部分が、命と関わることを通して成長してく医師たちの姿です。
フェローと呼ばれる新人期間から物語は始まるのですが、フェロー時代の医師たち4人+救命のナース1人の5人は、考え方や個性もバラバラでちぐはぐなチームでした。
ですが様々な医療現場や経験を共にすることで絆が生まれていきます。
特に白石先生、桧山先生、冴島さんの女性3名の絆が本当に素敵です!
女同士と言うとどうしてもドロドロしらイメージがありますが、物語を通して距離が近くなっていく3人の姿を見ていると、「案外女同士の友情も悪くないんだな」と思えます。
また、チームとしての成長はもちろんですが、個々人の成長も最初からずっと見ていると感動するものがあります。
それぞれが大きな壁にぶつかり、もがき、悩んで、苦しみながらも前に進んでいくのですが、その姿がまさに私たちも実社会で経験する悩みとリンクして、職種は違ってもとても共感が持てます。
まとめ ドラマ『コード・ブルー』感想レビュー!医師たちの成長する姿に感動!
最後に
命を支える医師たちなので優秀なのはもちろんなのですが、
こんなに優秀な人たちでも『自分と同じように悩んだりするのか』、『悩んだり辛くなったりするのは私だけではないのか』と勇気づけられます。
今まさに壁にぶち当たっている人は、きっと勇気づけられる作品だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。